カネミ油症事件(ゆしょうじけん)
1,食べ物を料理するときに使う油に
ダイオキシンがまじってしまった事件
食用「あぶら」の中に、まちがってダイオキシンが入ってしまい、それに気づ
かないで病気になってしまった人が、たくさんでてしまった事件です。
被害者は1800人以上。たいへんな事件でした。
1968年日本の九州で事件はおこりました。
2,どんな病気がはっせいしたのか
つめ、ひふなどが黒くなったり、ひふえんになったり、手足がしびれたりしました。
あぶらで料理りしたものを食べた人が病気にかかりました。
ダイオキシンが体の中に入ってしまうと、
体の中のどこにダイオキシンはたまるか
女性の「らんそう」(あかちゃんの卵ができるところ)にたまります。
そのため、このカネミ油症では、ダイオキシンが体にたまってしまった女性から
生まれた赤ちゃんはきちんと生まれてきませんでした。
たいへんなことだよね
13人生まれた赤ちゃんのうち、10人ははだが、かっ色(黒っぽい色)
2人が死んで生まれてきました。